ひのきとはどんな素材ですか?
古くから最高級の建築材として使われてきた、日本を代表する木の一つです。
白と淡いピンクの美しい木肌を持ち、変形が少なく、またカビや腐りにも強いため、建築以外でも様々なところで使われています。
木目の模様の違いはどうしてですか?
木目には「板目」と「柾目」という2種類があります。
「板目」とは木目が模様のように入るような出方で、一般的に木目と聞いて思い浮かぶのはこちらの方だと思います。
「柾目」とは木目がまっすぐに入るような出方で、細かく平行に木目が入っています。
板目の方が広い巾で取ることができ、価格も安いのですが、変形しやすくなっています。
柾目は狭い巾でしか取ることができず、板目よりも高価ではありますが、変形しにくいので、まな板としては適しているといえます。
ダイワ産業では商品によって、板目と柾目を使い分けております。
ひのきまな板は一枚板ですか?
ダイワ産業ではまな板を一枚板で作ることはいたしません。
一枚の板でまな板を作ると大きな変形が起こるからです。
また、一枚の巾の広い板は大変高価なものになってしまいます。
材の巾方向に貼り合わせていくことで大きな巾の板を作るようにしています。
これによって、価格を抑え、また変形の少ない、良いまな板となります。
接着剤や塗料は安全ですか?
まな板に使用している接着剤や塗料は非常に安全なものを使用しております。
また、実際には接着剤や塗料が食品と触れることはございませんので、安心してお使いください。
薄いまな板の両端にされている加工は何ですか?
薄いまな板は反る可能性が高いので、まな板の両端に反り防止加工を施しています。
これは本体の両側面にミゾを入れて、別の板を差込み、接着するという加工です。
板が入っているのは両側面だけですので、まな板全体が三層になっているわけではありません。
削り直しってできますか?
ダイワ産業では削り直しサービスは行っておりません。
まな板の削り直しを行っておられる会社がございますので、そちらでお願いします。
木のまな板の素材って、ひのき以外に何があるの?
有名なところでは、「柳(ヤナギ)」「銀杏(イチョウ)」「朴(ホウ)」などがあります。
これらの木を使ったまな板は非常に良いものですが、相当高価なものになってしまいます。
また、ひのきに近いイメージでまな板として使われている木として「檜葉(ヒバ)」があります。
海外の木を使ったもので、安価なものでは「スプルース」「桐(海外産)」、高価なものでは「オリーブ」「チーク」などがあります。
これら以外にも様々な木が使われていますが、いずれの木もそれぞれ違う特長があり、中にはまな板として適していないものもございます。
特注のまな板ってできますか?
個人様からのご依頼は申し訳ございませんが受け付けておりません。
企業様からのOEM製造のご依頼は多くのお取引実績がございます。
「オリジナルの名入れで販売したい」「こんなまな板できませんか?」などがございましたら、ぜひ当社までお問い合わせください。