02 使い方

ひのきまな板って何がいいの?

point 1

使う時

軽く濡らす

まな板の両面を軽く水で濡らし、サッと拭いてからご使用ください。
食品の色や臭いが付きにくくなるとともに、食材が滑りにくくなります。
また、使わない面も濡らしておくことでまな板が滑るのを防ぎます。

両面を使う

肉や魚についている菌が野菜に付着するのを防ぐために、ワンポイントの焼印などを目印に、肉や魚を切る面と野菜を切る面で使い分けてください。

使っている途中で洗うことも

肉や魚などの生ものを切った時は、使っている途中でも一度水洗いしてあげるのがオススメです。
また、調理の順番として、生ものを後にすると、途中で洗う手間は省けます。

包丁で強く叩かない

ひのきまな板は包丁の刃で強く叩くような調理には向いていません。
大きなキズが入ってしまったり、まな板が削れてしまう恐れがあります。
point 2

洗う時

使った後は早めに洗う(必ず両面とも)

ご使用後は早めに汚れを洗い流してください。
放っておくと食材の色や臭いがまな板に移ったり、雑菌が繁殖しやすくなります。
洗いはじめにお湯をかけると魚や肉のタンパク質が固まり、臭いが残りやすくなります。
まな板は必ず両面とも洗ってください。片面だけが水に濡れた状態は反りの原因となり、また次に使う時に接地して汚れた面を使う可能性もあります。

洗う時はスポンジで

食器用中性洗剤を付けた柔らかいスポンジで洗ってください。
洗った後は洗剤が残らないようにしっかりとすすいでください。

しっかり洗う時はたわしで

肉や魚などの生ものや色素が強い食材を切ったときなど、しっかりと洗いたい時は椰子(ヤシ)や棕櫚(シュロ)のたわしでこすり洗いしてください。
木目に垂直にこすると木が傷んでしまいますので、木目に沿ってこすってください。
ただし、金属たわしのご使用は木が傷んでしまいますので、おやめください。
たわしで洗った後は中性洗剤でもう一度洗って、除菌してください。

洗った後は水気をよく切る

木製まな板の黒ズミやカビの大きな原因の一つが水気を含んだままの保管です。
まな板の水気をしっかりと拭き取ってから保管してください。
水気を拭き取る場合はキッチンペーパーやきれいな布巾などを使ってください。
その後はできるだけ風通しのよいところで陰干ししてください。

立てて保管する時は横向きに

まな板長手方向の側面は木口(こぐち)と呼ばれる部分で、最も乾きにくく、黒ズミやカビが発生しやすい箇所になります。
立てて保管する場合はこの部分に水が溜まらないように横向きに立ててください。
スペースの問題で縦にしか立てることができない場合は、しっかりと水気を切ってから立てて保管してください。
point 3

その他

アルコール除菌もOK

アルコール除菌スプレーも使用できます。
まな板が濡れている状態では除菌効果が弱まりますので、水気を拭き取って、ある程度乾いてから使いましょう。

漂白剤の使用について

漂白剤を使うことはできますが、使用すると木の成分が反応して黒や褐色のシミができることがあります。
また、ご使用後しっかりと洗い流さないと、漂白剤が木に残ってしまう恐れがあります。
台所用漂白剤をひのきまな板に使用する場合は必ず説明書通り希釈し、長時間使わないようにしてください。
泡タイプの漂白剤は使わないでください。
なお、黒ズミやカビの色素はまな板の内部に浸透していることが多く、これらを漂白することは難しいとお考えください。

重曹やクレンザーの使用について

たわしで洗う際に重曹やクレンザーを使って洗うことはできます。
ただし、どちらも研磨剤としての効果がありますので、こすりすぎると木が傷む可能性があります。
また、木の成分と反応して黒や褐色のシミができるおそれがあります。

黒ズミや臭いにはレモンや粗塩で洗うのがいいと聞くけど

半分にカット、もしくはスライスしたレモンの断面に粗塩をつけてまな板の表面を擦ってあげることでまな板が漂白されます。(完全にきれいになるわけではありません。)
レモンだけでも効果はありますが、粗塩が研磨剤の役割を果たしてくれます。
レモン柑橘系の香りがまな板の臭いも消してくれます。

食洗機の使用はダメ?

木製まな板は高温での乾燥によって、割れや大きな反りが生じてしまいますので、基本的に食器洗い乾燥機に対応しておりません。
なお、ダイワ産業では、食洗機に対応したひのきまな板の取扱いもございます。

直射日光での天日干しについて

食洗機のご使用と同じく高温での乾燥によって、割れや大きな反りが生じてしまいますので、天日干しは絶対にしないでください。